独立記念館
(アメリカ合衆国)
独立記念館
英名Independence Hall
仏名Independence Hall
面積2.00 ha
登録区分文化遺産
登録基準(6)
登録年1979年
公式サイト世界遺産センター
独立記念館
IUCNカテゴリIII(天然記念物)
地域アメリカ合衆国ペンシルベニア州
最寄りフィラデルフィア
創立日1753年
訪問者数645,564人(2005年 ⇒[1])
運営組織アメリカ合衆国国立公園局
独立記念館(どくりつきねんかん、英語: Independence Hall)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州のフィラデルフィアにある、アメリカ独立宣言が行われた建物である。アメリカ合衆国建国期に重要な役割を果たし、ユネスコ世界遺産にも登録されている。 独立記念館周辺はアメリカ独立国立歴史公園として整備されている。 独立記念館前にある「リバティベル・パビリオン
沿革
1732年に着工し、1752年に竣工した。1799年にランカスターの庁舎に移転するまで、ペンシルベニア州議会の議事堂として使用された。
1775年から1783年、第二回大陸会議の議事堂として使用された。
1776年7月4日、イギリス植民地下にあった13州の代表者が、この建物の広間に集り、トーマス・ジェファーソンが起草したアメリカ独立宣言が署名され、この時以来、独立記念館(インデペンデンス・ホール)と呼ばれるようになった。
1787年、フィラデルフィア憲法制定会議によって独立記念館にてアメリカ合衆国憲法が制定された。
1790年、首都立地法によって恒久的首都としてワシントンDCが選ばれ、その建設中はフィラデルフィアに首都を置くこととなる。
1790年から1800年、フィラデルフィアはアメリカの首都となり、独立記念館に隣接するフィラデルフィア旧市庁舎がアメリカ合衆国最高裁判所として、コングレス・ホールがアメリカ合衆国議会議事堂として使用された。議員数が少なかった「元老院」がコングレス・ホールの二階を、多かった「代議院」が一階を議場として使用したことが「上院」と「下院」という語の語源となった。
1966年、アメリカ独立国立歴史公園としてアメリカ合衆国国立公園局管理下の観光地となる。
1979年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録された。
周辺
独立記念館の東にはフィラデルフィア旧市庁舎が、西にはコングレス・ホールが隣接している。
独立記念館のあるフィラデルフィア近郊には独立戦争のランドマークであるバレーフォージもある[1]。
登録基準からの翻訳、引用である)。